看板も出てない怪しいお店にお願いした理由

 

先日、ついに僕の愛車が故障しました。

 

愛車といっても

僕は古いアメ車が好きなので

骨董品みたいな車を自分でこそこそ手を加えて乗ってるんです。

 

いつもは自分で修理メンテナンスをするんですが、

その時ばかりはさすがに素人の手に追えるものではない。

まあ、そろそろかな?とわかってたことだったんですけどね。

 

で、いつも悩むのがどこに?修理の依頼をしようか?ということ

なんです。そんな車乗るなって???(笑)

 

エコだハイブリッドだと騒がれているこのご時世、

さすがに近場でアメ車に強いお店もなくなってきた。

しかもアメ車扱ってるところは胡散臭い(ごめんなさい)ところが多いというのも事実。

こないだ修理に出したときはボンネットにピンクの塗装が飛び散っていた(怒)。

メンテしてくれるお店を探すのもお客の仕事!なんというニッチな世界?(笑)。

 

そんなこんなで、今回もなにげにネットで情報収集していたんです。

そしたらなんと!

うちの事務所のすぐ近くにあるじゃないですか!

えっ?あそこって車屋さんだったっけ??

 

いつも近くを通るんですが、

車で通るのでほとんど見てませんでした。

でも確かによく見るととろこ狭しと車が並んでる。

 

でも、そこでうろうろしている店員らしき人物は・・・

げっ!でかっ!なんかこわそー!(本当はとってもいい人です)。

そしてお店に看板すらでていない。

 

でも僕は、早速次の日に、喜んでそのお店に修理の依頼をしていたんです!

 

いったいなぜ?看板も出ていない怪しいお店に愛車を預けたのか??

 

じつはネットでこのお店を見つけたとき、

それはお店のHPというよりも、

毎日の業務内容を綴った、お店の日記ブログのようでした。

ってか、このお店、看板もなければ

中古車屋さんでよくあるような、車の写真と値段だけが書かれたHPもない。

どうやって売ってるの?

本当に車売ってるの?という状況。

あるのは、この地味なブログだけなんです。

 

ところが、そのブログがすごかったんです。

ただひたすら店長が仕入れた車の整備の様子をのせる内容だったのですが、

本当にこの店長がどれだけ車を大切にする方なのかが手に取るようにわかる。

えー?そんなところまで整備するの?

あの車、そんなに手間暇かかってたんだー!

この車はこれだけメンテしたらあと5年はいけるねえ!これは安い!!

 

看板すら出ていない、そのあやしい中古車屋さんの店長は、

車にかける思い、そしてこの車を利用するであろう次のお客さんのことを

第一に考えている、頑固一徹職人気質な人でした。

 

だからこの中古車がいつ、どんな仕入れでお店にやってきて、

そしてお店でどんな修理をして、誰に買われていったのか?

みたいな一連のストーリーがお客さんにもわかっちゃうんです。

 

なので車の値段を聞いても納得。

そして、それがお店の開店以来、ずっとこのブログで綴られている。

 

「これはすばらしい!!」

僕はとても感動しました。

そしてすぐに次の日に電話して、修理依頼が決定。

無事、修理が完了したのでありました。めでたしめでたし!

 

この中古車屋さんにあって他の中古車屋さんにないもの。

このお店には、在庫車が一覧できるようなHPもなければきれいな写真もない。

そしてお店の看板すらありませんでした。

もちろん、ニコッと笑う、受付のお姉さんもいません。

 

ただひとつだけあったもの、

それは・・・想いが伝わる文章でした。

 

書き方とか、表現のしかたが重要なのではありません。

結果として、

お客さんの感情が動いたのか?どうか?がすべてなのです。

 

どんなにすばらしい想いがあっても書かなきゃわからないし、

どんなに美しいHPで、どんなにかっこいいあなたの写真があっても

書かなきゃお客さんはわからない。

値段だけじゃわからない。

 

そうです。これがまさにセールスコピーライティングなのです。

 

今回の例はちょっと極端でしたが(看板もないしね)、

でも、セールスコピーライティングのスキルがあれば、

たとえ看板がなくても、

たとえきれいなHPがなくても

たとえ、文章力がなくても、

お客さんは喜んで来店するということなんです。

 

さて、あなたのHPを見に来たお客さんは、

あなたの仕事っぷりに、感動してくれるでしょうか?

「書いて表現」することが大切なのですよっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

宮本たかお
宮本たかおマーケティングディレクター
株式会社グランド・ユー
スモールビジネスのためのホームページや販促ツールを作るのが仕事。お客さまの悩みや願望といった感情をベースにした販促ツールづくりが得意。最近は子供のつきそいで始めたバドミントンで15キロのダイエットに成功!子供よりはまってるかも。。。

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