これが、ついついクリックしてしまう「無料」の魔力です。。。

 

「無料」という言葉には人を動かす強い力があります。

いつもはクライントに「無料」の威力を伝える僕ですが、

つい先日は、ある無料戦略にあっさりやられました。

 

わかってても読んでしまう「無料」の魅力

僕なんか、コピーライターなのでこんな無料戦略はいつも考えているのですが、

やっぱり油断したときにやれらると、完全に術中にはまりますわ(笑)。

 

ことの始まりはこのバナー広告

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「今すぐ申し込む」の赤い文字があまりにも鮮明だったのでチラ見。

そしてすぐに赤字の「無料」に目が行きました。

 

このキャンペーンはずいぶん前からやっていたのを知っていたので

「まだやってるのかあ?ってことはうまくいってるんだな?」と思ったのです。

同じ広告キャンペーンが繰り返されているということは

採算があっているということですからね。

 

がしかし、その下の「自宅にも一台もらえる!!」の表記にやられました。

 

「ってことはうちの場合、事務所と自宅で2台もゲット???マジで???」

気がついたら広告をクリックしてネスカフェのページにジャンプ。

 

そしてこんなセールスページがありました。

アンバサダーって何  アンバサダーになってオフィスに笑顔を届けよう!ネスカフェ®アンバサダー   ネスレ のコピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 http://nestle.jp/amb/entry/index2.php

 

そして僕はこのながーい、とってもながーい、セールスページを上から下まで

むさぼるように読んでしまったのです。

 

どうしてむさぼるように読んでしまったのか?

「ほんとに2台もらえるの?なんか裏があるんじゃない?」

こんなスケベ根性で読みました。ハイ。

 

そして読んでいた時の僕の心境は

「もしかしたら期限があって、今日だけとか、台数限定かも知れない。」

といった、ドスケベ根性も丸出しでありました。あー悲しいね。

 

そうです。人はなにかを失うんじゃないか?と思う時、

それを阻止するためなら、すごい力を発揮するのです。

今回、僕はチャンスを逃すのでは?と思ったのです。

 

僕にとってのチャンス、それは2台のバリスタを無料でゲット。。。

 

結局無料でもらえるのは本体であって、

条件として本体にセットするコーヒー豆的なものを

継続購入しなきゃいけいけない。

つまり、完全無料でもらえるわけじゃなかったのです。

 

それを知った時、

「なーんだ、やっぱりそうかー」と思い、一瞬落胆。そして次の瞬間、

「やられた!」

我に返ったときには、このネスカフェの一連のキャンペーンが

僕の頭の中にしっかり叩きこまれていたのです。

そりゃあむさぼるように読んでましたからね。

 

きっと、僕はこのことを仕事仲間や友だちに口こんでしまうでしょうね。

 

やるねえ、ネスカフェ。

 

そして、今回のキャンペーンでとくに良かったことがあります。

僕をスムーズに引き込んだあのセールスページ。

 

ほとんどの文章が、お客さんの言葉で書かれていることに注目。

小難しい表現はなるべく抑えて、

そして、見てください。

文章の主語がほとんど「あなた」ですよね。

 

これ、地味ですが最も大切な部分です。

 

普通ならここで

「ほら、バリスタはこんなにすごい」「うちの商品はこんなにいいんです」

ってやっちゃいます。

 

そんな文章は読んでてしんどい。

サクッと読めるのは、お客さん中心の文章だからです。

 

まあ、こんな無料キャンペーンはなかなかできないかもしれませんが、

この文章表現はおおいに真似したほうがいい部分ですよね。

だから、僕はどんどん読んでしまったのです。

 

このように、あっさりと「無料」戦略に釣られてしまった僕ですが、

あなたの商品、サービスにも、「無料」と言える切り口はないか?

商品で無料と言えないのなら、無料で何かお客さんのためになる物をつけることができないか?

今一度考えてみましょう。

そして、商品の宣伝をするのをやめて、無料を全面にだしたアピールに切り替えましょう。

 

「無料」戦略を取り入れることができれば、

きっとビジネスは生まれ変わりますよ、いやほんとに。

 

まあでも、今回は無料キャンペーンに申し込むことはしませんでしたが、

読んでる数分の間、僕はテンションも上がり、きっと脈もあがったにちがいない。

 

あなたのセールスページを読んだお客さんが、

僕と同じような心境になるなら、

そのキャンペーンはきっと成功するでしょうね。

そう思いませんか?

 

つまんなくて読むのもしんどい文章と、こうやって脈があがるほどテンションが上ってしまう文書。

同じ文字なのにここまで違ってくる。

 

これがコピーライティングの面白いところです。

 

たくさんの企業がコピーライティングの重要性に気づいて

おもしろい、クリックせずにはいられない広告で溢れかえれば

ウェブはもっと面白くなるでしょうね。

僕はそんなワクワクするウェブサイトを増やしていきたい。

 

さあ、まずはあなたのセールスページから、変えていきましょう。

 

ー 宮本たかお

投稿者プロフィール

宮本たかお
宮本たかおマーケティングディレクター
株式会社グランド・ユー
スモールビジネスのためのホームページや販促ツールを作るのが仕事。お客さまの悩みや願望といった感情をベースにした販促ツールづくりが得意。最近は子供のつきそいで始めたバドミントンで15キロのダイエットに成功!子供よりはまってるかも。。。

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