セールスコピーでよくある勘違い

 

ついに!とうとう!完成しました!

いやー、やっぱりコピーライターやってて良かった。(^^)

僕はその日、すばらしい達成感にしばし酔いしれていました。

 

実は僕がすごく好きなセールスレターのお手本があるんですが、

今日はついにそのお手本のストーリーにぴったりの商品のレターを書きあげたんです。

 

あまりのうれしさに、速攻で嫁さんに見せました。

 

「どう?ちょっと読んでみて!!」

ドヤ顔がばれないように、横目でチラチラ見ながら、

出来上がったセールスレターを嫁さんに手渡しました。

 

「いやいやもう、言わなくてもいいし!わかるから!!

すごいでしょ!これ読んで買わない奴とかいると思う???

 

そう、前から言ってた伝説のセールスレターやでこれ。

ある意味この日のためにとっといたんやわ。。。」

 

原稿を嫁さんに手渡した2秒後には・・・僕はすでに白昼夢の中でした(汗)。

 

でも、そんな幸せな白昼夢もつかの間、

僕はすぐにある異変に気づきました。

 

「おやおや?おかしいぞ?

嫁の様子がおかしい。

あれ?まだ読んでる?もう終わった?ちょっと遅くない?

どっか読みにくい字でもあった???」

 

そして嫁の一言。

「ふーん。でもなんか、たかおっぽくないね。」

 

えーっつ???ふーんって?なにそれ??っぽくないって?

どこがよ?何がよ?この最高傑作の何をもって言ってるわけ???

僕はすぐにその場で読み返しました。

 

そして・・・

 

やってしまった!

嫁の言うとおりやわ!

 

僕は驚きました。

嫁の言うとおり、これは僕の文章じゃない!

 

なんか、だれか知らない人がしゃべってるみたい。

それになんか小難しい言葉が多い。

周りくどいというか、はっきりしないというか・・・

 

そうです。

僕はセールスコピーでやってはいけない大きな勘違いをしてしまったのです。

その大きな勘違いとは・・・

 

お客さんに向けて書いてない!!

 

実は今回のオファーが来た時、思いました。

 

「これ、いける!ついにあのお手本テンプレートでドンピシャ書けるわ!!」

 

ある意味その時からもう負けてたんですね。。。

 

そして僕はこのレターを書いてる間ずっと、

うらやましがる同業者の顔や、大絶賛してくれる嫁や仲間の顔を思い浮かべて書いていたんです。

そりゃ、伝わらんわ。

 

その文章、誰に向けて書いてる?

 

フェイスブックにブログ、メルマガにホームページ。

あなたもきっと、いろんなセールス文章を書く機会があるでしょう。

 

でも、セールス文章で最も大切なことは文章の書き方云々ではなく、

誰に向けて書いたか?が一番重要なんです。

 

みんなにドヤ顔したいがために書いた文章は・・・

やっぱり読んでてつまんないし、誰にも響かないのです。

 

覚えておこう。

誰に向けて書いたメッセージなのか?で、その文章の全てが決まるということを。

そして、生きた存在する一人の人間に向けて書くからこそ、メッセージが具体的になる。

だから伝わる文章になるということを。

 

結果、その他大勢の人間も自分事として置き換えて読んでくれる。

つまり多くの人に伝わるということを。

 

まあ、ドヤ顔を隠さなきゃいけない心理状態は、どう考えても要注意ですね。

あなたも気をつけて!

 

宮本たかお

 

投稿者プロフィール

宮本たかお
宮本たかおマーケティングディレクター
株式会社グランド・ユー
スモールビジネスのためのホームページや販促ツールを作るのが仕事。お客さまの悩みや願望といった感情をベースにした販促ツールづくりが得意。最近は子供のつきそいで始めたバドミントンで15キロのダイエットに成功!子供よりはまってるかも。。。

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